天津 翔の写メ日記
2023年06月19日 18時55分
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No.24 人生で一番緊張した事
もう今はほぼ何に対しても緊張をする事はあまり無いのですが、覚えてる限りは中学生の部活の事ですかね。
中学生の折、僕は野球部に所属していました。
文武両道とはあまり言えなかった中学時代。
それでも中学3年最後の年は自分なりに頑張れていた様な気がする。
9回裏ワンアウトランナーゼロ。9-7で2点ビハインドの僕達のチーム。
そう言うタイミングで僕の打順が回って来ました
。
あの時もあまり緊張せず、バッターボックスには割とすんなり入っていけた記憶。
しかしベンチを見ると、優しそうな顔で何のサインも出さない監督と目が静かに燃え続けているチームメイト。その時にいきなりズシンと緊張がのしかかりました。
『あ。この試合めちゃくちゃ勝ちたい』
自分の一手次第で戦局が一変すると認識した瞬間でした。
今まで練習をサボりにサボって、仲間を信用せず自分の実力を信じて、私生活もダラダラの僕が、やっと仲間を想う事が出来た瞬間だったかもしれない。
結果はツーベースヒット。
そこから一気に火が付き、連続ヒットで一点を返しスコアはワンアウト満塁で9-8一点ビハインド。
次の打者が外野にヒットを一本さえ打てばサヨナラヒットと言う、絵に描いたような野球漫画をしている場面。
そこがそう上手くは行かないのが現実な訳で。
結果は三塁にライナー性の鋭い打球を放つも、それが仇となり何とダブルプレー。
逆に相手の三塁手がファインプレーをし、サヨナラを阻止したヒーローに。
準優勝。
そういう流れでした。
不思議と家に帰るまで涙は出なかったような。
今思い返すと、ここぞと言う時に結果を残せた興奮の方が上回っていた様な感覚でしょうか。
バッターボックスに立っている時は逆にIQが著しく低下し、『仲間をどうにかして勝たせる』以外何にも考えてなかったような。
昔はドが着く程の緊張しぃで、心臓がバクバクしているのが自分で分かる程だったのですが、同時に好奇心が旺盛すぎて何でも吸収して来たので緊張するのを勿体無く思えて来たんでしょう。
…しかし良く覚えてたな。われながら。
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コメント一覧
匿名希望 さん
セラピストさんが来るまで何回も帰ろうかと思ったけど、お約束したんだからっていう責任感でどうにか待ち合わせ場所にとどまれたって感じでした。
服を脱ぐ事で吹っ切れたような記憶ですが、大人になってから緊張した事の3本の指に入る出来事でした。
匿名希望 さん